何故猫年は無いのか
新年を迎えるにあたり、お年賀を用意する時に、
愛するペットちゃんや家族のお写真を使用するかたも多いと思いますが、
やはり干支を意識されるかたが多いのではないでしょうか。
「えと」は「かんし」とも読み、そもそもは十干十二支を指します。
この干支を組み合わせた60という数字は、暦や時刻、
方角などを表すことに用いられてきました。
60を「還暦」と言うのは「暦が最初に還る」ことからなのです。
余談ですが、マヤ文明でも同じような暦の数え方がありますね。
干支自体はとても歴史が古く、十二支に何故12の動物が
関連付けられているかも定かではないようです。
しかし元記事の様に、おとぎ話ではその由来は語られています。
この話は福島県の民話とされていますが、
筆者は九州生まれであるものの、良く知っているお話です。
少し違う点を挙げるとするならば、
牛は歩くのが遅いことから、大晦日のうちから出発していたことですね。
どちらにせよネコはネズミに騙されてしまい、
猫年は作られなかったのでした。
そもそもが昔の中国に猫という漢字が無く、
狸の字をあてていたという話もあります。
今年の干支は酉ということで、鳥を飼っている方々は盛り上がり、
来年は戌年で、犬を飼っている皆さんにとっては喜ばしい年になるでしょう。
愛猫家にとっては少し寂しいですが、
干支はなくとも愛猫が世界で一番かわいい事に、
変わりはないのではないでしょうか。
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元記事:「みんなのねこ部」
https://minneko.jp/article/111