うさぎと熱中症

なんでも、うさぎは体温調節が苦手な生き物だそうです。
ペットたちは、暑いなという時は、
犬なら舌をだしハアハアいって暑そうにしていますし、
猫なら自分で涼しい場所を探してぐったりしています。
では、うさぎの場合はどういう方法で涼むのでしょう。
野生のうさぎなら、夏は穴を掘ってその中、あるいは日陰で過ごすのだそうです。
しかし、ケージの中ではそれも出来ません。
個体や状態によって変わりますが、
梅雨時の湿度が高い時期から残暑が厳しい9月までエアコンを使用して、
室温をうさぎの快適温度20~23度、
湿度は45~60%に管理することが必須なのだそうです。

 

うさぎの熱中症の症状として、次のようなものが挙げられています。
・体温が高い
・心拍数が多い
・呼吸が荒い
・ぐったりとして動かない
・尿が少ない
どんな病気にも言えますが、飼い主がペットの普段の状態を把握し、
違和感を感じ取れないといけません。
上記以外にも気になる症状があるのであれば、
かかりつけの獣医師さんに、診てもらうのがいいでしょう。

 

さて、大抵のペット向けうさぎは穴を掘ります。
穴を掘れそうであれば、絨毯でもお構いなしです。
これは暑さに耐えかねてというより、本能的な行為のようです。
このような行為は、犬なんかにも見られますね。
犬の場合は、巣穴堀の他に、モノを隠すことや、
ただただ楽しくて掘る、獲物をとるために掘るといったことのようです。
一方、ストレスによっても行うようで、
心理的不安や、運動不足からも穴掘り行動を行うのだそうです。

 

本来であれば、自然な欲求を満たしつつ、生活させてあげたいところですが、
なかなかそうもいかないのが普通です。
うさぎの場合は、そういった欲求を満たせるおもちゃもあるようですので、
普段の生活に取り入れてみると、喜ばれるかもしれませんね。

 

 

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元記事:「sippo」
http://sippolife.jp/issue/2016062000005.html