広がるねこのわ
「毎日新聞」
http://mainichi.jp/articles/20160508/k00/00e/040/141000c
私設図書館、私立図書館というものをご存知でしょうか?
Wikipediaによると、民間の団体が管理する、私立の図書館で、
図書館法では民法34条の法人(公益法人として認可を受けているもの)
が設置した図書館、ということです。
また多くの私立図書館が、設置者の意図に沿った
資料収集、公開を行う専門図書館であることが多い、とのこと。
今回の記事では、
猫に関する本だけを集めた私設図書館「ねこのわ文庫」が紹介されています。
和歌山県那智勝浦町にオープンした図書館ですが、
実態は、飼い主の高齢化で行き場を失うペットが問題視される中で、
飼い主同士の互助会づくりも目的としているといいます。
猫専門のペットシッター事業会社「猫の森」(東京都渋谷区、南里秀子代表)
が手がけており、
「本当に好きな人なら遠くても来てくれるだろう」と
築200年の古民家の蔵を改装したそうです。
現在では、猫に関する絵本や写真集、小説、エッセー、実用書など
賛同者らの寄贈による約1300冊を所蔵しています。
蔵書は、残念がら貸出は行っていないようですが、
閲覧室で自由に読むことが出来ます。
図書館では、11〜21歳の猫7匹が交代で館長を務めるのだとか。
いずれの猫も人間好きで、触れ合うことができるらしいです。
こういった施設で、猫尽くしの一日を送るのも良いかもしれませんね。
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