ペットのワクチン接種
ペットを飼っていると必ずやらなければならないことのひとつとして、
ワクチン接種が挙げられます。
1年に1度と国が定めている、狂犬病予防注射や、
それ以外の多くのウイルス感染を防ぐために、
定期的に予防接種が必要になってきます。
そして、多くは1年に1度、
かかりつけの動物病院で注射してもらうことになるでしょう。
だいたい、予防接種の案内のハガキなどが届き、
それでペットちゃんをつれて動物病院へと行くことになると思いますが、
この「1年に1度」の接種は、
実はペットちゃんには大きな負担になっているかもしれないそうです。
ワクチンは、近代免疫学の父と呼ばれた
エドワード・ジェンナーの天然痘ワクチンが有名ですが、
それに限らず、ワクチンとは病原体から作られた、
無毒化あるいは弱毒カ化された抗原を
投与することで、抗体を作り免疫を得るためのものです。
つまりは、もともと少なからず体に負担がかかるもので、
小さな動物たちにも同じことが言えるでしょう。
アメリカなどでは10年以上前に、
「最低でも3年ごとにワクチンを接種すること」や
「老犬や病気の犬にはワクチンは絶対に接種しないこと」が
決められたそうです。
抗体が弱っていない状態で、
さらに同じワクチンを接種する必要はないようですし、
病気や老齢で弱っている仔に、ワクチン接種は危険なこともあるのだとか。
日本でも、この接種間隔の見直しは進められているようですね。
とはいえ、予防接種は必ず受けるべきです。
これらの予防すべき病気は、致死率の高い感染症が多く、
発症すると治療は難しいものだそうです。
過剰にワクチン接種をしているのではないか?と不安がある場合は、
まずは獣医師さんに相談してみましょう。
どうしても説明に納得がいかない、という場合は、
他の獣医師さんに、意見を聞いてみるのも良いと思います。
ワクチン接種は、我々人間にとってもペットたちにとっても、
健康を守るために大変重要なものです。
感染症は、文字通り他のペットちゃん同士でも感染してしまいますので、
決して他人ごとと思わず、しっかり予防をしておきたいですね。
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元記事:「産経ニュース」
http://www.sankei.com/life/news/170203/lif1702030011-n1.html