愛犬たちの幸せとは
いつもブログを書く際には、
複数のニュースサイト様やブログサイト様の記事を、
拝見させていただいてますが、最近特に思うのが、
「この文章は、ちょっと行き過ぎたペット愛だな」と、
感じる事があります。
言っていることは正論なのですが、
現実とあまり噛み合ってないな、と感じるのです。
強い主観と言葉で書かれており、ペットとはこうあるべきであり、
また、飼い主はこうでなければならない!という論調なのです。
元記事では、ワンちゃんの幸せについて書かれています。
どうすればより一層愛犬を幸せにできるのか。
飼い主の皆さんであれば、愛犬のことを想う気持ちは、
当然ながら持っていらっしゃる思います。
楽しんでほしい、喜ばせたい、と考えて何かをしてあげてても、
「幸せ」ということになると、意外と見失いがちかもしれません。
インドの「マハーバーラタ」(だったと記憶していますが・・・)の一篇に、
こんな話が載っていました。
王だった主人公が虫へと生まれ変わることになり、
輪廻転生を繰り返し、また王へと生まれ変わったという話でした。
再度、王になった主人公は、仙人?に幸せについて語ります。
主人公曰く「虫には虫の、動物には動物の、人間には人間の幸せがある」
「自分の生まれから求められるだけの幸せを、求めないといけない」
というようなことを話すのでした。
これには、インドのカーストについての側面もあると思うのですが、
虫や動物が、人間のような幸せを求めることは出来ないので、
ワンちゃんにはワンちゃんの幸せがある、ということだと考えています。
普段の生活以外でも、私達飼い主に出来る事はたくさんあり、
ああすれば良かった、こうしたほうが良かったと考えることも多いです。
ただ、愛犬たちは愛犬たちで、日々全力で幸せに向かっており、
後ろを振り返っている暇など無いことでしょう。
今と、これからが大事なのです。
ペットたちのことを想うならば、飼い主の視点の幸せを押しつけ過ぎず、
彼らなりの幸せを、尊重する事も必要ではないでしょうか。
毎日ゴロゴロしている愛犬や愛猫を見ていると、
人間の幸せより、彼らの幸せのほうが、羨ましく感じることもありますが。
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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/4477