ペットと心の病気

近年では、コンパニオンアニマルという言葉のとおり、ペットたちは
伴侶・家族といった、より身近な存在として認識されています。
ネット環境の普及により、面白おかしい体験談や動画が紹介され、
特に犬猫などは、いろんなことを考えているんだろうなと
思わずにはいられません。

 

良く犬猫たちは「あなたたちは気楽でいいね」と言われます。
飼い犬飼い猫の多くは、働く必要もなく家でのんびりとしており、
三食(かどうかはわかりませんが・・・)昼寝付、
犬なら1日1~2回の散歩ありですし、猫なら遊びに付き合ってもらえます。
VIP待遇なのです。

 

そんな彼らも心があります。
それが病むということは起こりえるのでしょうか?
うつ病とまではいかなくても、心になんらかの問題を抱える動物はいるようです。
代表的なものとして、同じ行動をとり続ける「常同障害」が挙げられています。
体をなめ続ける、自分の尻尾を追いかけ続けるなどです。
これらは身体的・精神的ストレスが原因と言われており、
スキンシップと適度な運動、ペットとの適切な距離感が大切なようです。

 

上記のようなことからすれば、軽い問題ですが、
犬は仮病を使って飼い主の気を惹こうすることもあるようです。
また、病気ではないのですが、自分で壊してしまったお気に入りのおもちゃを、
飼い主にばれないように隠す猫もいるのだとか。

 

ペットたちの心は、我々が思うよりずっと複雑なようです。
彼らが普段擦り寄ってくるのも、もしかしたら接客や営業であり
心の中ではやれやれと思っているのかもしれませんね。

 

 

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元記事:「dot.」
http://dot.asahi.com/aera/2016061600134.html