干支のなりたちとネコ年

干支は干と支が組み合わさったものです。
ひと月を上中下旬に分け、それをさらに十に分けたものが、
十干と呼ばれ、太陽の巡りを数えるためのものだそうです。
一方で十二支は、12年かけて空を巡る木星の位置を示すためのもの。
年月日を数えるのにも用いられるようになったのだとか。
干支は、60をひとつの周期としており、私達人間も60歳を還暦と呼びます。
暦がひとめぐりすることから、還暦というのだそうです。

 

干支がいつからあるのかはさだかではありません。
なんでも紀元前217年の頃の官吏の墓から、
十二支に動物が割り当てられているものが見つかったと言います。
そして、十二支に動物が割り当てられたのは、
国が使う暦を、民衆に分かりやすいように、
馴染みのある動物を当てはめたのではないか?ということです。
つまり、今ある12の動物は、
文字と似た読みをペットにあわせて行った結果ということですね。

 

私達が物語として知っている、十二支にネコが入れなかった理由は、
一番有名なものではネズミに騙されたという話が知られています。
同じ様な理由として、
お釈迦様に頼まれた薬を取りに行った鼠を猫が食べてしまったため
というものもあるようで、ネコが悪者にされています。
単純に、干支が作られた時、まだネコが知られていなかった、
という説もあるようですが、
その頃には、ネコが家畜として飼われていた形跡が見つかっているようです。

 

しかし、海外のベトナムやチベット、タイでは、ネコ年があるのだそうです。
また、ブルガリアでも虎ではなくネコが当てはめられているのだとか。
ブルガリアに干支があること自体、びっくりですね。

 

ネコちゃんが干支に入れなかった理由は、
はっきりとしたことはわかっていません。
しかし、気まぐれながらもいつもそばに居てくれる、大切な家族です。
たとえ干支に選ばれなくても、
いつでも私達を見守ってくれる存在であると思います。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/42551/