ペットの長寿傾向
「NEWSポストセブン」
http://www.news-postseven.com/archives/20160210_384451.html
ペットフード協会による2015年の全国犬猫飼育実態調査によると、
現在の猫の平均寿命は15.75才、犬は14.85才で、長寿傾向にあるということで、
相模原プリモ動物病院院長・今井巡さんの話では、
「飼育環境の変化や医療の発達で猫や犬の寿命は、
30年間で約2倍に延びました。」と言います。
「特に終末医療の場合は、迅速に治療しないとならず、
悩んでいる暇はありません。
治療はどの段階まで行うか、最期はどう看取るかなど、
家族で方針を話し合っておきましょう」とのことで、
治療方針に不安を感じたら、セカンドオピニオンを求めるのも手で、
飼い主が後悔しない選択肢を得ることが大切だということです。
ペットの医療や葬儀が充実してきた一方で、
「ペット保険」もメジャーになってきましたが、
実際のところ、加入率は5%前後にとどまっているようです。
地域差もありますが、都内での猫や犬の治療費は、
がんの手術で約5万円~、骨折では約40万円になることもあるそう。
一方のペット保険の平均額は年間2万円程度。
仮に14才まで生きたら生涯の保険総額は約28万円となります。
また、「わが家の愛犬は、がんで8回手術をし、治療費の総額は50万円程に。
当初、保険に入っておらず、途中で加入を検討しましたが、
治療費が全額補償されるものは保険料が高く、
低額の保険料の場合は保険料に加え、治療費が3~5割かかる。
加入しなくても、費用はあまり変わりませんでした」(39才・自営業)
という意見もあります。
病気やけがの種類によっては、保険が適用外のケースもあるので、
ライフスタイルに合わせて検討が必要のようです。
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