栄養の摂り過ぎとおやつ

当園を利用された飼い主様に、
ペットへのお手紙を書いていただくことがあるのですが、
その中に「好きだった食べ物」という項目があります。
それを読むと、ワンちゃん、ネコちゃんに限らず、
いろいろなペットが、いろいろな食べ物を食べているのがわかります。

 

飼い主さんがペットに対して、
フードをどれくらい与えるべきか?ということは、
以外とはっきりわかっていないことが多いようです。
お医者さんやペットショップの店員さんが教えてくれそうなものですが、
お医者さんの場合、獣医師になる過程で、
フードについての知識をきちんと学ぶことは、無いようなのです。
一方、ペットショップの店員さんも、
積極的にフードを勧めるということはしないといいます。
もちろん、これらは例外もありますので、
全てのお医者さんや店員さんが同じではありませんが、
全員が同レベルの高い知識を持っているという訳ではない、
というのは意識しておくべきでしょう。

 

では、どのようなフードを与えるべきかというと、
例えばワンちゃんやネコちゃんであれば、
大抵のフードが「総合栄養食」となっているようです。
1種のフードを、適量与えるだけで事足りるのですね。
実は、この「量」が問題で、与えすぎる飼い主さんが多いようです。
量が多いと、当然肥満になってしまいます。
栄養過多での肥満を防ぐためにも、
基本的におやつは与えなくていい、という考えの方もいらっしゃるようです。
与えるとしたら、その分ご飯を減らすべきで、
ご飯の量の1割程度以下までしか、与えるべきでない、とのこと。

 

冒頭のペットへの手紙のなかでは、
「こんなものが好きだったのか」というようなものもありますが、
どれもペットちゃんが幸せそうに食べている光景が目に浮かびます。
与え過ぎや甘やかし過ぎには、十分注意したいですが、
ペットちゃんとのコミュニケーションのひとつとして、
適量のおやつを与えるというのは、
取り入れても良いのではないかなと思います。

 

 

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元記事:「東洋経済ONLINE」
http://toyokeizai.net/articles/-/173167