ワンちゃんのハンドシャイ

ワンちゃん友達とお互いの愛犬をかわいがるということは、
よくある光景ですが、
まだまだ知り合って間もない仔だと、
人見知りもせず、人間大好きの仔もいますし、
本当に臆病な感じで、人間もワンちゃんも怖い!という仔もいます。
うちの仔がまさにそんな感じです。

 

こういう風に、手を伸ばしても嫌がって逃げるような仔の状態を、
ハンドシャイというそうです。
ワンちゃんにもそれぞれ性格があるので、
打ち解けるのが早い仔もいれば、時間がかかる仔もいるのかもしれません。
しかし、このハンドシャイは、
もしかしたら飼い主さんの日頃のしつけが原因かもしれません。

 

飼い主さんが、ワンちゃんを叱る時、手を出すようにしていると、
ワンちゃんは手をかざされると、叩かれると覚えてしまい、
人間の手を怖がるようになってしまうのだそうです。
そもそもが、しつけの時に叩いてしまうのは、
飼い主さんの怒りの感情をぶつけるような行為で、
褒められたものではありません。
ワンちゃんたち、ペットたちは、
飼い主さんたちの感情に敏感なものです。
こちらが怒っていると感じれば、近づきがたく思いますし、
楽しそうなら自分たちも楽しいと感じてくれます。
しつけの時は、そういった感情を表に出すのではなく、
出来るだけたんたんとした叱り方をするようにしたいですね。

 

もし、ハンドシャイのワンちゃんに出会った時は、
いきなり触ろうとするのではなく、お伺いを立てるようにします。
まず「〇〇ちゃーん」と呼んでみて、
挨拶として、手の臭いを嗅いでもらうようにしましょう。
その時は、広げた手ではなく、握ったままの手を伸ばします。
万が一、手を噛みつかれてしまった時、
握ったままの手なら最小限の怪我で済むからだそうです。
ネコちゃんなんかでも、まずは臭いを嗅いでもらうと、
打ち解けてくれる仔もいると思います。
また、撫でる時も頭ではなく、首や胸を撫でるようにしましょう。
もし叩かれることを怖がっているのであれば、
頭の上に手を持って行かれることは、恐怖を感じるはずです。

 

ペットたちとはいえ、知らない人が怖いと感じる仔がいるのは、
人間と同じ気持ちと言えます。
いきなり触ろうとすれば、怯えるのは当然の反応です。
ワンちゃんの気持ちを考え、
きちんと飼い主さんやワンちゃんとのコミュニケーションをとるようにすれば、
きっと早めに仲良くなれるのではないでしょうか。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/7275