猫の句

俳句と川柳の違いをご存知でしょうか。
両方とも575で構成されているものの、
川柳は、季語を使わないという特徴があります。
そのため俗なわかりやすいものが多く、
有名なお茶のパッケージにも良く掲載されていますよね。
他にも一般的に募集されるようなものは、川柳が多いようです。

 

一方の俳句はその逆で、季語を用いないといけません。
ではどの言葉が季語になるの?ということですが、
ちょっと調べてみると、思わぬ言葉が季語だったりしますね。
なんと我々飼い主が愛する我が仔「猫」も季語なのです。
昔から愛されてきた猫ですが、
春になると、メスをかけて戦うオスの様子や、
発情時の鳴き声などから、
「相手を思い恋い焦がれ、恋愛という狂態を演じているような様」
がイメージされているのだそうです。

 

元記事では、松尾芭蕉や小林一茶の句が紹介されています。
『麦飯にやつるる恋か猫の妻』
『猫の子のちょいとおさえる木の葉かな』
「猫の恋」は初春、「猫の子」は晩春ということです。

 

現代の我々は、句を詠むどころか、段々文字も書かなくなってきました。
今では、思ったことをSNSに投稿したり、
心を動かされるような情景を、写真に撮ってアップロードするなど、
あっというまに様々な情報を共有できてしまいます。
575の制限の中に、多くの情報や情景を込めようとしたのが、
俳句や川柳なのではないでしょうか。
我が仔の様子で、一句詠んでみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/23250/