赤ちゃんとペット
子どもが出来たら犬を飼いなさい、という詩がありますが、
小さな子がいる家庭では、犬猫を飼うことは止めた方が良い、
という話もありますね。
実際、妊娠した際や子が産まれた際は、
どのようなことに気をつけていかなければならないのでしょうか。
まず、ペットたちの細菌や寄生虫がいる可能性を
考えないといけないのですが、全く接触しないなど、
神経質になる必要はないそうです。
しかし、手洗いをしたり、キスするのは避けるなど、
清潔にしておく必要はあるようですね。
猫のふんなどを原因とした、トキソプラズマには注意です。
ふんの中のトキソプラズマが感染力を持つようになるのには、
24時間以上かかるということなので、早めの掃除を心掛けましょう。
掃除の際も、手袋などで予防することが大切です。
生まれた赤ちゃんがアレルギーを持っている場合もあります。
ペットがじゃれたりしないように、ベビーベッドの上に寝かせることや、
蚊帳で隔離することを薦められています。
目が届く範囲に寝かせておくことを考えると、
別室に寝かせるのは難しいでしょう。
また、ブラッシングや部屋の掃除をこまめにすることで、
症状を抑えるようにしましょう。
ペットたちが赤ちゃんを上手く受け入れられるように、
タオルなど、赤ちゃんの匂いをつけたものを与えて、
あらかじめ慣れさせておくという工夫もあるようですね。
その際は、併せておやつを与えることで、
赤ちゃんは嬉しいものという印象を持たせることが大事です。
ともかく妊娠中や産後には、
新しいペットを迎えることは控えた方が良いですね。
家族と家庭が円満に過ごせるように、しっかり準備しておきましょう。
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元記事:「読売新聞」
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/childcare/cnews/20161207-OYT8T50093.html