捕まえてびっくりな生き物

滋賀県大津市では、同市内の小学生が、とある外来種を捕まえたそうです。
「メキシコサラマンダー」と聞くと、なんだかすごそうな名前ですが、
日本では「ウーパールーパー」と呼ばれることが多い動物です。

 

実は、ウーパールーパーという名前は学名などではなく、
なんと商標名なんだそうです。
動物の種類に、商標名をつけれるということが驚きです。
そもそもスーパールーパーだったものが、
商標登録に時間がかかるor登録が出来ない、という理由から、
ウーパールーパーになったのだとか。
ルーパーはシャクトリムシの意味なのだそうですが、
ウーパールーパーだと、メキシコ語で「愛の使者」だという話です。
そもそもメキシコ語なんて無いですし、なんだか胡散臭いので調べてみました。
が、「しゃくとりむし」も「愛の使者」も、
メキシコ公用語のスペイン語では全然違う読みでした。

 

ただ、ウーパールーパーの幼形成熟個体はアホロートルとも呼ばれます。
これは現地の原住民の言葉の一つの、アステカ語が由来なのだそうです。
ショロトルという神様の名前から来ています。
それを考えると、ウーパールーパーも原住民の言葉の一つが、
由来なのかもしれません。

 

話は戻りますが、この件を発表した県立琵琶湖博物館は、
外来種の放流は、在来生態系に影響を及ぼす可能性があるとして、
注意を呼びかけています。
そうでなくても、飼い始めたペットを無責任に捨てるなんて、
言語道断ですね。

 

一方、ウーパールーパーを捕まえた小学生は、
夏休みの自由研究のテーマにするため、
同館学芸員のアドバイスを受けながら自宅で飼育したのだそうです。
「すくい上げた時びっくりし、とても興奮した。
体のひどいけがを見て、しっかり飼育しないといけないと思った。
たくさんの生き物がいる川を大切にしてほしいです」
とコメントしています。

 

 

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元記事:「産経ニュース」
http://www.sankei.com/region/news/160811/rgn1608110028-n1.html