ペットを看取れるか

ペットの寿命は近年伸び続けているようですで、大型小型などでも違いますが、
犬猫なら20年程度生きる仔もいるみたいです。
オカメインコなら10年以上、オウムなら100年生きた例もあるのだとか。

 

しかし、いくら寿命が伸びたとしても、お別れの時は必ず来るものです。
ペットを見送りたくない、死に目に会いたくないという方は、
全体で53.1%にも上っており、
それも年代が上の方々のほうが、右肩上がりに多くなっています。
60代の方々は、なんと63.5%が死の瞬間を見たくないと答えました。

 

我々はペット葬祭業なので、ご家族のお話を聞く機会があるのですが、
やはり人の死と同じくらい深く悲しまれる方も多いです。
また、人の死と比べ「ペットが先に逝ってしまう」という現実を、
うまく受け入れれないという方も多いことと思います。
筆者の姉も、「この仔が死んでしまうなんて信じられない」と
何度も言っています。
感覚からすると、まさに「我が子」を亡くす感じに近いのでしょう。
そういうことも踏まえて考えると、
このアンケートは「ペットに死んで欲しくない」という願望が、
結果として現れているのではないかと感じました。

 

またペットに対しても、介護や終末医療のことを
考えないといけない時代になっているのではないでしょうか。
飼い主であれば、少しでも長く一緒に暮らしたいというのが本音です。
ただそこに、本当にペットの幸せはあるのか、
ペットが歳を取りすぎる前に、十分考える必要があるのではないでしょうか?
そしてそれが、ペットの死と向かい合うことに、
繋がるのではないかと思います。

 

 

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元記事:「アメーバニュース」
http://news.ameba.jp/20160715-262/