ペットを飼う前の心構え

近年、ペットの地位向上や寿命の伸びと比例して、
飼い主としての資格も問われるようになっていると感じています。
資格と言うより、覚悟や先見性と言った方が良いのかもしれません。
つまり、ペットを飼うにあたって、
最低でもこういう問題がある、という事を理解しておくべきという話ですね。

 

一つは、やはり経済的な問題です。
費用としてかかるのが、餌やトイレ、トリミングやシャンプーなどですね。
なかでも多額なのが医療費で、
生涯かかる医療費は犬で100万円、猫で60万円かかると言われているそうです。
本当に悪質な動物病院であれば、相場の倍近い医療費を
請求されることもあるようですので、注意すべき点でしょう。

 

もう一つは、生活に関する問題です。
まず、必ずしつけをする必要があります。
これは飼い主とペット、お互いが良好な関係を築くために不可欠でしょう。
犬なら十分な運動や散歩が必要になります。
ペットもストレスを溜めるものですので、
なんらかの方法で解消してあげる必要があります。
飼っているのが猫なら、なおさら部屋を清潔にしておく必要があるでしょう。
彼らは、どこにでも入り込み、ハンディモップの役割を果たしてきます。

 

最後に重要なのが、イレギュラーに対応できるのか?という点です。
一人暮らしの場合、この点が一番問題になるでしょう。
急な用事、外出、出張、転勤、病気、怪我など、
ペットを飼っていなくても困ることがある出来事が起きた場合、
彼らをどのように扱うのか。
実家や家族、友人を頼れるのであれば良いのですが、
ペットホテルなども利用できない長期の不在は、
頭を悩ませるところでしょう。

 

以上のような点を覚悟して・・・ということですが、
どれも自分の家族ということを認識していれば、問題ないことだと感じます。
ただこれは社会問題の一つだとも思います。
我が(人間の)子にさえ十分な愛情を注げない親や家庭があるなかで、
どうしてペットへの愛を確約することが出来るのでしょう。
筆者個人的には、
飼い主としてというより人として当然の道徳心を育てない限り、
何らかの理由でペットを手放す人は減らない、
根本的な解決にならないのではないかと感じています。

 

 

 

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元記事:「アメーバニュース」
http://news.ameba.jp/20160708-1092/