ワンちゃんは私たちをどう見てる?

「この仔は、自分の事をどう見ているのだろうか?」
ワンちゃんと暮らしている飼い主さんなら、誰しも思う事でしょう。
最近はペットであっても家族だという考え方が増えており、
ワンちゃんと狩猟動物や作業用の動物として接することは、
かなり希なものになったのではないでしょうか。
昔は役割を持ち、それをこなすことで、
人間のパートナーとして生きてきた彼らですが、
今では、愛玩用であると言い切れる存在になっています。
ワンちゃんたちは、本当は私たちをどう見ているのでしょうか。

 

とある実験によれば、
「犬はどんな匂いよりも人間の匂いを優先させている」という、
結果が得られている様なのです。
また、身近な人の匂いを嗅ぐと、脳を活性化させ、
嬉しい気持ちを持ったといいます。
そして、ワンちゃんは、人間の気分の変化を感じ取り、
飼い主との感情を共有できるのだそうです。
最近有名になった動画に、泣いてる子供にそっと寄り添って、
抱っこされるコーギーの映像があります。
他の実験によれば、ワンちゃんは、見知らぬ人であっても、
具合が悪そうにしていれば心配する様子をみせたといいます。
その実験は演技だったので、見た目で判断したのでしょうか?
以上の事を考えると、個体差や育った環境にもよるのでしょうけれど、
ワンちゃんは察して思いやることが出来るようです。

 

昔はワンちゃんは、厳しく接することが正しいしつけだと信じられていました。
それは祖先であるオオカミの序列の作り方を真似て、
そういうしつけが正しいのだと考えられていたのだそうです。
しかし、最近になって、オオカミの序列の作り方も、
考えられていたものと違い、群れのメンバーの協力の上で、
集団やリーダーが生まれるのだと解ってきました。
つまり、支配による集団ではなく、絆による集団ということですね。
飼い主さんのことや家族のことを、リーダーとして見ているわけでは無くても、
大切な仲間として、家族としてみてくれているのは間違いないでしょう。

 

以上からして、ワンちゃんたちは、私たちのことを、
絆で結ばれた仲間として、
かけがえのない家族としてみてくれているのでしょう。
そして、私たちと一緒に喜び、一緒に悲しむことで、
パートナーとしての務めを果たしているのではないでしょうか。
家に帰った時、毎回毎回大喜びしてくれるのも、
そういった理由があるのかもしれません。
頼りになる飼い主として、ワンちゃんたちに想われている以上に、
日頃から気にかけて、かわいがってあげたいものですね。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/7195