歳をとったネコちゃん

ご依頼をいただく飼い主様のペットちゃんたちの中でも、
やはりワンちゃんネコちゃんのご依頼が多数を占めています。
ワンちゃんの場合は、ひと昔前に流行した小型犬が多いです。
小型犬やネコちゃんは、寿命も長い仔が多く、
15歳以上という仔も珍しくありません。
この15歳という年齢は、ネコちゃんで換算すると70歳後半くらいだといい、
老化の兆候もはっきりとしている頃ではないでしょうか。

 

もちろん老化にも個体差があるのですが、
大体の仔は運動がうまく出来なくなったり、目や耳が弱ったりと、
人間にも言えるような兆候がみえるようです。
白髪がでたり、食事の量が減ったり、腎臓などの内臓が弱ったり、
先日のブログ記事でも書きましたとおり、認知症の症状が出たりもします。
筆者の知人の家の老猫は、一日中お気に入りのベッドで眠っているほど、
運動量が減って寒がりな様子でした。

 

しかし、歳をとったから仕方ないね、ではなく、
愛猫に合わせた生活を用意してあげたいものです。
食事は、高齢猫用のフードなどもあるそうで、
それだと少量の食事でも十分な栄養をとれるのだといいます。
腎臓への影響を考えると、水分はしっかり取って欲しいところですが、
飲むのをめんどくさがる仔もいるらしいとのこと。
お水を複数個所用意して、頻繁に飲んでもらえるようにしたいですね。
毛づくろいの頻度も落ちてしまうということなので、
ブラッシングなどのケアや、爪切りなどをしてあげましょう。
また運動量が減り、段差なども苦手になります。
トイレなどの入り口の敷居もつらいという場合もあるそうで、
低めの敷居のトイレを用意するようにしましょう。
その他の行動する箇所も、出来ればバリアフリーな状態にしておきましょう。
年をとっても遊んでくれる仔もいますが、運動をあまりしない仔もいます。
しかし、遊ばないとストレスを溜めてしまうこともあるそうです。
飛び回ったり走り回ったりは厳しいと思いますので、
その仔たちに合った遊びをするようにしましょう。

 

どんなに気をつけて育てた仔でも、老いは必ずやってきてしまいます。
いままでこうだったのに・・・という姿を見るのは、とても悲しいものです。
しかし、歳をとり、そういう状態になったとしても、
それもまた愛するペットのひとつの側面なのだと思います。
悲観するだけでなく、老いたペットたちと一緒に暮らすことを、
楽しめるようになりたいものですね。

 

 

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元記事:「ねこちゃんホンポ」
https://necochan.jp/cat/article/2048