ペット業界全体の信用

先日、全国で成人式が行われましたが、
その際の着物の着付けなどを行う業者のひとつが、
当日に姿を消してしまうという事件がありました。
お客様との約束を守るということが、
どんな企業でも最低限果たさなければならないものですが、
新成人の方々にとって、よりにもよって門出とも言える日に、
こういったトラブルに巻き込まれてしまうというのは、
とてもつらいことだったでしょう。
和装業界全体の信頼が損なわれ、
イメージ悪化に繋がってしまったこの様な事件は、
どんな業界でも起こり得ることで、
ペット業界に対しても例外はありません。

 

昨年、大阪でペット霊園の業者が、利用者に事前の通知もなく、
突然閉園し、ペットの遺骨も掘り返され、野ざらしにされるという、
痛ましい事件が発覚しました。
土地の所有者とのトラブルがあったというような話や、
運営を引き継いだ息子が勝手にやったという話も聞かれましたが、
なんの説明も対策もなく、愛するペットの遺骨が、
ぞんざいな扱いを受けてしまったことに対して、
利用者様は怒りと悲しみでいっぱいであると思います。

 

ペット業界は、現在右肩上がりとはいえ、
時折、こういった”闇”の部分がクローズアップされることもあります。
その中身は、動物の遺体を山中や人目につかない所に遺棄したり、
ペットショップで売る仔を産ませる目的で、劣悪な環境で飼育したりと、
とても動物たちやその飼い主様と、
向き合って来た人間のすることとは思えないことばかりです。
そういった悲しい話は、やはりペットを愛する人たちにほどよく耳に入ります。
ですので、お客様の中には、ペット葬儀社に対して懐疑的な人も多く、
「おたくは大丈夫ですか?」とお尋ねされることもしばしばです。
そのような飼い主様でも、誠心誠意お別れをお手伝いさせていただき、
「ペットライフサポートに任せて良かった」と言っていただけております。
私たちスタッフは、そのことにこの上なく誇りを感じております。
きっと他の業者様でも、火葬や葬儀の形は違えども、
しっかりとした対応をされていることと信じています。

 

心無い業者の起こす事件で損なわれた信用は、
業界全体で取り戻していかなければならないことでしょう。
1件1件のご葬儀を丁寧に心を込めて行っていくことで、
利用者様はもちろん、
その他の飼い主の方々、これから飼い主になられる方々にも、
ペット葬儀、ペット火葬を、
安心して利用して頂けるようにしていきたいと思います。

 

 

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元記事:「産経WEST」
http://www.sankei.com/west/news/170816/wst1708160041-n1.html