動物たちが懐く遺伝子

元記事によれば、とある研究グループが、
人に懐く動物の行動に関わる遺伝子領域を解明した、ということです。

 

日本と英国の研究者でつくられる共同研究グループは、
世界8カ国から集めた野生のマウスたちの集団をつくり、
その中でも人を恐れずに近づく「能動的従順性」を持つマウスを交配させ、
高い能動的従順性を示すマウスの集団を作った、ということです。
この人に懐くマウスの集団と、
無作為に交配させたマウス集団の遺伝子配列を比較したところ、
2つの遺伝子領域が、能動的従順性に関連していることが判明したといいます。
この領域は、ペットのワンちゃんも持ち合わせているということ。
また、遺伝子領域には心のバランスを整える神経伝達物質として知られる、
セロトニンの量を調節する遺伝子が含まれており、
研究グループは、この遺伝子が人になつきやすい性質に、
関与している可能性があるとみているそうです。
このことから、今後の動物の育種技術や、
新たな家畜動物の開発などへの応用が期待できる、とされています。

 

愛するペットたちが私たちになついてくれるのも、
遺伝子が関与していると考えると、何だか複雑ですが、
私たちと仲良く暮らすことが遺伝子レベルで決められていると思うと、
それはそれでロマンティックな感じがしてきますね。

 

 

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元記事:「SciencePortal」
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/07/20170706_01.html