ネコちゃんの首輪

「猫の首に鈴を付ける」ということわざがあります。
「良い計画のように思えても、誰も実行する人がいない」
ということの例えで、
そもそもは、イソップ物語の寓話のひとつということです。

 

ネコを恐れるネズミたちが、ネコの首に鈴をつければ、
危険を逃れることが出来るのでは?と話し合うのですが、
誰もその危険な役割を引き受けるネズミはいなかった、
という話です。
この話が元になってなのかはわかりませんが、
ネコちゃんの首輪には鈴がついている、
というイメージは強いですね。
そういう点から、ネコちゃんを飼いはじめたら、
鈴付きの首輪をつけなければ、
と考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

しかし、ネコちゃんによっては首輪を大変嫌がる仔もいます。
つけられると暴れてもがいて、自分で首輪を外してしまいます。
このような時は、一体どうすれば良いのでしょうか?

 

大人になったネコちゃんに、いきなり首輪をつけようとすると、
嫌がるということが多いようです。
首輪ひとつにしても様々な素材がありますし、
鈴などの装飾品をつけていることを嫌がっているのかもしれません。
いろんなもので試してみるのも手ですし、
嫌がったときは外してあげて、しばらくしたらまたつけてみる、
という練習も必要になるでしょう。
つける際は、気づかれないように、
後ろからそっとつけるのもコツだということです。

 

ちゃんとつけれたとしても、ネコちゃんは狭いところが好きなので、
首輪を何かに引っ掛けて、
最悪自分の首を締めてしまうこともあります。
そうならないように、首輪は常に適切なサイズをつけましょう。
指が2本入るくらいの余裕が丁度良いそうです。
また、最近の首輪はセーフティーがついており、
強い負荷がかかると自然と外れるようになっているそうですので、
そういった安全なものを選ぶようにしたいですね。

 

首輪には、苦労して嫌がられてまでつける大事な役目があります。
外で見かけた時に首輪をつけていると、
飼い猫であることがひと目でわかります。
「自分のネコは完全室内飼いだから」と思っていても、
ちょっとした隙に脱走するケースは大変多いですし、
何か災害が起きた時、飼い猫と離れ離れになるかもしれません。
そういった時、首輪に迷子札がついていれば、
愛猫とまた会える可能性がぐっと高くなるのです。

 

出来るだけ小さい頃から、
軽くてフィットする素材の首輪つけるようにしてあげていれば、
大きくなった後も嫌がらずにつけてくれるかもしれません。
もしもの時のためにも、
必ずネコちゃんの首輪はつけておくようにしたいですね。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/36148/