仔猫を保護した時は

筆者の知り合いが、先日仔猫を保護し、
無事里親への引き渡しが完了したとのことでした。
写真を見せてもらったりしましたが、非常に元気に育っており、
また、話を聞く限りでは甘えん坊な感じだったのが印象的です。
その知り合いは、何度か猫を保護したことがあるらしく、
病院に連れて行ったりとか、基本的な事はさくさくこなしていたのですが、
そんな経験がない筆者などが、もし、万が一仔猫を保護する事になった場合、
一体どのような対応を取る必要があるのでしょうか。

 

まず食事は、幼い子猫は固形物を食べられないそうです。
ですので、カリカリや缶詰などではなく、
ミルク、それも牛乳ではなく仔猫用のミルクを与えましょう。
仔猫の時点では、牛乳を飲む際に必要な、乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」が、
不足しているため、お腹を壊してしまうのだとか。
人間でも牛乳がダメな人がいますが、このあたりも関係しているのかもしれません。
ホームセンターやペットショップなどで、
子猫用ミルクと猫用哺乳瓶を手に入れたら、
いよいよ仔猫にミルクをあたえるのですが、その与え方も問題です。
あおむけではなく、うつぶせの状態で与えないと、
喉元から一気に食道を流れて行って消化不良を起こしやすいのだそうです。

 

また、与える分量や回数も注意です。
生後一週間でしたら、一回におよそ7ccを6セット、
生後三週間でしたら、一回におよそ20ccを4セット。
メーカーによって違う事もあるようですので、あくまで目安だそうです。
それに拾った仔猫が生後どれくらいかなんて、素人には分かりません。
保護した時点で、病気や怪我をしている可能性もありますので、
少しでも早く獣医師さんの診察を受け、指示を仰ぐのが得策でしょう。

 

他にも、仔猫自体を十分に暖かくしてあげることや、
ウンチの排せつが出来てない場合の対処など、
やる事はたくさんあるようです。
活発な仔の場合は、遊んで眠っての繰り返しにつきあうことにもなるでしょう。

 

人間に限らず、子育ては大変な仕事です。
今後自分で育てていくにしても、他の誰かにバトンを渡すにしても、
いのちを預かるということを教えてくれる、最初の期間なのだと思います。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/19934/